2015年03月13日

Food for thought: St. Patrick's Day

アメリカでは「アイルランド系」という言葉をよく耳にします。
数世代前にアイルランドから移住してきた人が多いため、人種、英語表現、食文化、風習に大きな影響を与えているからでしょう

2013年秋、初めてアイルランドを旅行しました。
現地発のツアーに参加すると圧倒的にアメリカ人が多く、祖父が、曾祖父がアイルランドから、という若者が多かったのもある意味アイルランドらしいなと思った事をよく覚えてます。

でね、キラーニーという街では半日観光バスに乗ったのですが、そのドライバーガイドのおじいさんが人懐っこく楽しい一日だったのですが、その最後いきなり

結婚して子供を5人産んでくれ !」だって。

しかも帰りがけの油断した隙に「ブチュキスマーク
いやぁ〜もう、アイルランドのじーちゃんは手が早いったらありゃしない
私の受けた最初で最後?のプロポーズ、忘れられない思い出となりました…

さて、そんなアイルランドを代表するお祭りのひとつが聖パトリックの日。
聖パトリックはアイルランドの守護聖人で、三つ葉のクローバーに似たシャムロックを手に『三位一体』を説いたため、シャムロックは彼のシンボルとなり、そのお祝いには緑がテーマカラーになってます。

この日何をするって、そりゃあーた、ビールを飲んで飲んで飲みまくり・・・と言うのはまぁ裏の話、
実際はミサが執り行われたり、アメリカでは盛大なパレードや、アイルランド料理に舌鼓をうったり、というのが一般的。

IS09AO06C.jpg

というわけで、今日はアイルランドに経緯を表し(?!) ”drink” を使った英語を見て行きましょう

◎ 「飲む」(アルコール含む・含まないに関わらず)はdrinkですが、酔っ払った状態はdrunk

例)You're drunk !!
訳)お前飲んでるだろ!!

◎ バーなどの場で、良いなと思う女性(男性)へ声をかける口実に使われるのは "buy someone a drink"

文)Can I buy you a drink?
訳)(私のおごりで)一杯いかがですか?

*ちなみに、おごったはいいものの、そのままスッと飲み物だけ持って立ち去られたら出会いのキッカケにならないので、シッカリ相手のハートを掴む会話へ繋げていってくださいね。

◎ 誰かを表してその人のために乾杯する時は "drink to"

例)Let's drink to our guest of honor Mr.Tanowaki !
訳)(グラスをかかげながら)本日主賓の田之脇さんを表して乾杯!

他にもまだまだdrink を使った英語表現は多いので、機会があったら辞書など見てみてくださいね。

で、お酒の席では賑やかに過ごしたいですよね、そんな時のことわざは
Eat, drink and be merry !
(食べて飲んで楽しく過ごそう)

ぜひぜひ(節度を守って)St. Patrick's Day に飲んで食べて楽しんでくださいねー!

ちなみに上記のことわざ、本当は
Eat, drink, and be merry, for tomorrow we die
訳)食って飲んで楽しもう、どうせ明日は死ぬんだから

まぁ人間いつどうなるかわからないから今日を楽しもうよ、という意味なのですがちょっと刹那的。
みなさんはぜひ、明日を楽しむ気持ちで過ごしてくださいね。

See you next time!!

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Food for thoughtは毎月第二・第四金曜日アップ予定
次回は3月27日です



posted by 新感覚英会話ラポール22 at 11:47| Comment(0) | Food for thought | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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