今年もラポール22と、Food for thoughtをよろしくお願いします!
How was your new year?
ワタクシは・・・半年分の寝不足を一気に解消できました(←別名:寝正月)
カナダやアメリカのお正月はサッパリしてます。
お祭り騒ぎのカウントダウンが終われば2日から通常営業。
サラッと流して次のバレンタインへ備えようとしてるのかな。
ところが日本はすごいですね。
松の内、鏡開き、と厳密には月末まで続くと聞きました。
せっかくなので今日は15日coming upの、小正月:小豆粥にちなみ、「お豆さん」の話題といきましょう!
小豆は北米では食される機会の少ない豆ですが、近頃はAdzuki BeanもしくはRed Beanと呼ばれ徐々に知られるようになってます。
それ以外で一般的に食される豆の種類、けっこう豊富。
ほんの一例だと
Red Kidney Bean 金時豆
Navy bean or White bean 白いんげん豆
Chick pea or Garbanzo bean ひよこ豆
Pint bean ウズラ豆
Lentil レンズ豆
Lima bean 白いんげん豆
ちなみに日本語では豆と総称されますが英語ではbean / peaと2種類あります。
どの豆が bean と呼ばれ、どの豆が pea と呼ばれるかは諸説あるようで
例えば形が楕円はbean、丸がpeaという説、
発芽の違い(土の中で発芽するか、土の表面で発芽する)で言い分ける説、など色々あるようです。
他にも、豆とは違いますが小粒のコロッとしたものを"bean"と呼ぶ場合もありますね
Coffee beans とか、お菓子のjelly beansとか。
アメリカの豆料理代表と言えば「チリビーンズ」ですが、私の好きなお料理の一つに「ボストンベイクドビーンズ」というものがあります。
Baked Beansとは豆の煮ものの総称で、イギリスなどではトマトで煮たものが朝食にでてきますが、こちらの「ボストンベイクドビーンズ」はモラセス(糖蜜)とベーコン又は塩漬け豚肉が入った少し甘しょっぱい味。
作り方は簡単。全ての材料を鍋に入れそのままオーブンにほりこむこと数時間。
これにコーンブレッドを添えて食べたりします。
ドロッとしたお豆さんのシチューでなかなか美味しいですよ。
そして、豆を使った英語熟語で面白いのを一つご紹介しましょう。
spill the bean
うっかり秘密を漏らす
例)ANN spilled the bean about the PAU's deep dark secret
(アンがパウロの暗い秘密をうっかりばらした)
こんな風に、ポロっとばらしてしまう場面で使える表現です。
いや、全く知りませんよPAU先生の秘密だなんて。
ホント、ホント・・・そんな・・・ねぇ。
(後でフルボッコにさ・・・ゲホッゲホッッ)
そう言えば今、公現祭で「ガレットデロワ」が洋菓子店に出回る季節ですね。
アーモンドクリ―ムの入った丸いパイ「ガレットデロワ」。中に小さい「フェーブ」という人形を忍ばせそれを引き当てた人が一日王様になれるんだとか。
元々はそら豆を指す仏語の「Feve」、英語では「Fava beans」ファヴァビーンズって言いますが、その昔本当に豆をケーキの中に入れてた所から、陶器のお人形になった今でも「フェーヴ」と呼ばれるそうです。
近頃の洋菓子店では替わりにアーモンドを入れてる所もあるそう。
間違えてお人形のみこんだら大変ですよね。
残念ながら北米では公現祭はあまり祝わないお祭りなので、美味しいお菓子が食べれるチャンスがないのはもったいない。
ま、その分日本で美味しいガレットデロワを探しに行こうと思います。
Keep up the good work everyone.
See you next time!!
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Food for thoughtは毎月第二・第四金曜日アップ予定
次回は1月23日です